株式会社脱炭素計画、生成AIで自社開発した営業・CO2管理システム「GX-UZU(ジーエックス・ウズ)」の運用を開始
株式会社脱炭素計画
更新日時:11月6日 12時30分





株式会社脱炭素計画、生成AIで自社開発した営業・CO2管理システム「GX-UZU(ジーエックス・ウズ)」の運用を開始

売上とCO2削減量の両面で社員を評価する制度を導入し、全社員に生成AIアカウントを提供

食品事業者や製造業をはじめ、企業の規模を問わず脱炭素の商品とサービスを届ける脱炭素商社、株式会社脱炭素計画(代表取締役:渡部貴志)は、見込み客の管理から見積・契約・実績・請求・入金までを一元管理するシステム「GX-UZU(ジーエックス・ウズ)」を、生成AIを活用して自社で開発し、2026年11月より社内での運用を開始します。あわせて、社員の成果を売上だけでなく「CO2削減量」でも評価する制度を導入し、全社員に生成AIのアカウントを提供します。

開発の背景

当社は千葉市を拠点とする脱炭素商社です。廃食用油の買取・資源化、生ゴミ処理機「シンクピア」の販売、再生可能エネルギーの導入支援、CO2算定可視化ツール「炭削くん」の提供に加え、脱炭素と廃棄物のコンサルティングまで、脱炭素に関わる商品とサービスを全国にお届けしています。当社は、社会の環境的目標の達成を自社の目標とすることを企業理念に掲げています。お客様にとっての脱炭素を「負担」から「成長」へ変えていく会社として、まず自社の仕組みそのものを、成果がCO2削減量で見える形に変える必要があると考えました。

そこで、市販の営業管理サービスを組み合わせて導入するのではなく、生成AIを活用して自社の事業と業務の流れに合わせたシステムを自ら開発する道を選びました。

「GX-UZU」の特徴

名前の「UZU」は日本語の「渦」に由来し、「GX」はグリーントランスフォーメーションを表します。AIが日々の記録を集計し、社員全員を巻き込みながら、渦のように回り続ける仕組みを目指して名付けました。

1. 生成AIを活用した自社開発

米Anthropic社の生成AI「Claude」と対話しながら、社内で設計から構築までを行いました。外部に開発を委託せず、現場の声をその日のうちに反映できる体制です。

2. 営業から請求・入金までを一括管理

案件ごとに次の流れをひとつの画面で追えます。

見込み:名刺、営業活動の記録、「次にやること」と期限

見積:金額、提出日、回答状況

契約:契約日、期間、契約書の保管

実績:回収量や納品、顧客に生まれたCO2削減量

請求・入金:請求漏れや入金待ちを自動で知らせる

会計は既存の販売管理ソフトと役割を分担し、経理も含めた全社員が同じデータを見て動けるようにしました。

3. CO2削減量を自動で算定

実績を記録すると、環境省の算定方法や電力会社の公表係数に基づいて、お客様のもとで生まれたCO2削減量を計算します。たとえば回収した廃食用油1Lは、軽油の代わりとして2.62kg-CO2の削減になります。計算の根拠は、事業ごとにシステム内で公開しています。

売上とCO2削減量による評価制度

当社は、社員一人ひとりの成果を「売上」と「CO2削減量」の2つの物差しで評価します。売上は請求した時点で、CO2削減量はサービスを提供した時点で、担当者ごとに自動で集計されます。

これにより、「どれだけ売ったか」だけでなく「どれだけ社会のCO2を減らしたか」が、日々の仕事の手応えとして社員自身に見えるようになります。環境への貢献を経営と評価の真ん中に置くことで、事業の成長と脱炭素への貢献を同じ方向にそろえます。

全社員への生成AIアカウントの提供

当社は、営業・経理・役員を問わず、全社員に法人向け生成AI「Claude」のアカウントを提供します。名刺の登録、提案資料やメールの作成、CO2削減量の試算などを、社員一人ひとりがAIと一緒に進めます。

サイバー攻撃への備え

お客様からお預かりする情報を守るため、システムとAIの全社導入にあわせて、次の対策を全社で実施しています。

全社員の業務アカウントに、二段階認証を徹底

パスワード管理ツールを全社で導入し、使い回しや推測しやすいパスワードをなくす

事業所の通信回線を見直し、業務用の回線を新たに整備

パソコンやスマートフォンのOS・アプリを常に最新に保つ

なりすましメールの見分け方を全社員で共有

退職時にはアカウントを速やかに削除

顧客データの閲覧・編集を社内の指定された社員に限定

データを毎月バックアップし、万一の障害や誤操作に備える

企業の規模を問わず狙われる時代だからこそ、AI活用と安全対策を一体で進めています。

2030年7月までの目標

当社は「2030年7月までに、千葉県の廃棄物部門のCO2の1%を削減する会社へ」をビジョンに掲げ、累計11,760t-CO2の削減を目指します。この数字は、千葉県が公表している廃棄物部門(単純焼却)の排出量1,176千t-CO2(2021年度)の1%にあたります。

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108947/202611069620/_prw_PT1fl_mtQhNsat.png】

進捗は「GX-UZU」で日々集計し、全社員が同じ数字を見ながら取り組みます。

代表取締役 渡部貴志のコメント

私たちの仕事の価値は、売上だけでは測れません。お客様と一緒にどれだけCO2を減らせたかを、社員一人ひとりの成果として正しく評価したい。その思いから、生成AIの力を借りて自分たちの手でこのシステムをつくりました。「環境をアップデートする。」を掲げる会社として、まず自社の働き方をアップデートし、これからも先進的な取り組みに挑戦し続けます。

会社概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108947/202611069620/_prw_PT2fl_M300AZP4.png】