【日本初!?】富士山で4端末+富士山Wi-Fi実測|WiFi片手に、日本をめぐる。〜令和の伊能忠敬プロジェクト〜
株式会社 ALL CONNECT
更新日時:9月3日 11時00分

荒木孝博が標高860mから3,776mまで登頂。全18地点で実測した結果、山頂付近で順位が入れ替わった

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609025125-O1-xZA78wbV

 

通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECT(代表取締役社長:岩井宏太、本社:福井県福井市)が運営するメディア「オールコネクトマガジン( https://all-connect.co.jp/magazine/ )」 の監修を務める株式会社Adeval代表取締役( https://adeval.co.jp/ )の荒木孝博は、、通信実地検証連載「WiFi片手に、日本をめぐる。〜令和の伊能忠敬プロジェクト〜」にて、富士山の通信環境を調査しました。



舞台は日本一の高さを誇る富士山。標高860mの山麓から日本最高峰・剣ヶ峰(3,776m)まで、2日間かけて登りながら全18地点で4回線+富士山Wi-Fiを実測しました。



山麓の0合目から日本最高峰・剣ヶ峰まで登りながら4端末+富士山Wi-Fiを同一条件で比較した検証は、当社が確認した限り日本初となります(※)。



実測の結果、山頂付近で順位が逆転し、剣ヶ峰では楽天モバイルが74.37Mbpsで最速を記録しました。
※2026年8月28日時点、当社調べ。同様の検証記事は確認できませんでした。



 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609025125-O2-yde0PnUb

これまでの4端末に、今年7月から提供が始まった「富士山Wi-Fi」を加えて計測

 

第3回からの問い「標高が上がると、通信環境はどう変わるのか」

島根では、楽天モバイルが5Gエリア外でも終日LTE接続で60〜105Mbpsを維持。Starlinkも90〜300Mbps台を記録する一方、WiMAXは同じ日でも場所によって約33倍の速度差が生じました。



これまで検証してきたのは、人々が暮らす平地。標高が上がるほど通信は厳しくなるのか。答えを探しに向かった富士山で、その予想は覆されました。




調査概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108490/202609025125/_prw_PT1fl_0h24635W.png

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609025125-O3-067fYm11
標高3,776mまで担ぎ上げた計測機材一式。左からStarlink、NC03、DOCK、楽天モバイルeSIM



主要な調査結果(3つのリアル)

(1) 日本最高峰で順位が逆転——剣ヶ峰で楽天モバイルが74.37Mbpsを記録

Starlinkは本八合目・トモエ館で345.69Mbpsを記録するなど、六合目から浅間大社奥宮まで8地点連続で最速を維持していました。



しかし最高地点の剣ヶ峰では、その順位が入れ替わります。



楽天モバイル:74.37Mbps

DOCK:66.80Mbps

NC03:56.80Mbps

Starlink:26.07Mbps



本八合目で345.69Mbpsを記録したStarlinkが、剣ヶ峰では26.07Mbpsまで低下。約13分の1にあたります。一方の楽天モバイルは、直前の久須志神社(3,710m)では計測不可だったにもかかわらず、剣ヶ峰で全体最速となりました。




(2) 「標高が高い=通信が遅い」ではなかった

標高と通信速度は比例しませんでした。



三合目(1,840m)楽天モバイル:43.66Mbps

八合目・太子館(3,100m)楽天モバイル:0.54Mbps

剣ヶ峰(3,776m)楽天モバイル:74.37Mbps



最高地点で最速値が出るという結果になっています。またStarlinkも、六合目296.47Mbps → 七合目131.73Mbps → 太子館67.32Mbps → 元祖室286.13Mbps と、標高に関係なく上下を繰り返しました。



さらに、九合目(3,580m)では楽天モバイル・NC03・富士山Wi-Fiの3回線が計測不可となった一方、わずか130m上の久須志神社ではNC03が40.80Mbpsまで回復。標高よりも、その地点の電波環境が結果を左右していました。



(3) 「速さ」と「つながりやすさ」は別だった

4回線が同条件で計測できた六合目〜剣ヶ峰の9地点で比較すると、性格の違いが表れました。



【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108490/202609025125/_prw_PT2fl_lorAL0BD.png

楽天モバイルは9地点中4地点でしか計測できなかった一方、通じた剣ヶ峰では全体最速を記録。対してDOCKは平均15.35Mbpsと今回もっとも遅いものの、六合目から剣ヶ峰まで一度も途切れませんでした。



なお、今年7月から山小屋等で提供が始まった富士山Wi-Fiは、浅間大社奥宮で18.31Mbpsを記録した一方、元祖室ではPing 885ms(体感で約0.9秒の遅延)、剣ヶ峰では計測不可という結果でした。




主要地点の計測結果

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609025125-O4-P6AN7Mdr

▶ 全18地点の計測結果・Ping値・計測画面・荒木の所感はnote記事へ



 

用途別の使い分け(第4回・高所編 更新版)

島根編までの指針を、富士山編の実測を踏まえて更新しました。



空が開けた場所での高速通信 → Starlink:六合目以降の全9地点で計測に成功し、平均167.46Mbpsを記録。ただし一〜五合目の樹林帯では木々に遮られて一度も計測できず、島根編で課題とした「空が見える環境が前提」という条件が、山でも同様に表れました。



つながり続けることを優先するなら → WiMAX(DOCK):平均15.35Mbpsと速度は最も遅いものの、六合目から剣ヶ峰まで一度も途切れず。九合目で3回線が計測不可となった地点でも通信を維持しました。



地点によっては最速も → 楽天モバイル:通信不良となる地点が多い一方、剣ヶ峰では74.37Mbpsで全体最速。「つながるかどうか」の振れ幅が大きい結果となりました。なお、auパートナー回線の提供期間は2026年9月30日までとされており、今後のエリア整備の動向には引き続き注意が必要です。




調査者・荒木孝博コメント

富士山では、Starlinkが本八合目で300Mbpsを超える一方、剣ヶ峰では楽天モバイルが最速を記録しました。標高だけでは通信の強さは決まらず、場所や周囲の環境によって結果は変わります。



実際に山麓から剣ヶ峰まで歩いて測ったことで、その場所で本当に使える通信が見えてきました。一番速い通信ではなく、その場所で安定して使える通信を選ぶことが重要だと、改めて感じています。



ただし、総重量数キロの端末とバッテリー、カメラ、水、食料を携えての登山はおすすめしません。




今後の展開

第1回(離島・圏外)、第2回(都市部・混雑)、第3回(地方・山間部)、第4回(高所)と、環境の異なる4エリアでのデータが揃いました。今後も「その場所で本当に使える通信」を実地で検証してまいります。




詳細レポートはnoteで

数字だけでは伝わらない「現場のリアル」を、写真とともに詳しくレポート。noteで解説しています。



・標高3,776m、剣ヶ峰の山頂で4端末を並べた現場カット

・本八合目で345.69Mbpsを記録したStarlinkの計測画面

・3回線が計測不可となった九合目の実測データ

・久須志神社の御朱印、佐藤小屋のラーメンとプリンも織り込んだ、読み物としての登山エッセイ



▶ 続きと全写真は noteにて! 連載タイトル:「WiFi片手に、日本をめぐる。〜令和の伊能忠敬プロジェクト〜( https://note.com/takahiro_araki/n/n91a58d8474fc )」




執筆・実地調査者/企画監修者プロフィール

執筆・実地調査:荒木孝博(あらき たかひろ)

株式会社Adeval( https://adeval.co.jp/ )代表取締役 / WADO株式会社 取締役(イベント・旅行業)

株式会社ALL CONNECTが運営するメディア「オールコネクトマガジン」監修者

 

旅行会社で企画・法人営業・添乗を経験後、現在の上場企業(婚活サービス)の立ち上げメンバーとして営業・支店責任者を務める。その後、株式会社ALL CONNECTでフレッツ光営業、WiMAXの広告運用、Y!mobile代販事業を歴任。2019年、株式会社GLIDE代表取締役として、業界初の引越しシェアリングサービス「Hi!MOVE(ハイ!ムーブ)」をリリースし、NHK・民放各局・日経新聞ほか多数のメディアで取り上げられる。現在は株式会社Adeval代表取締役として広告事業を統括しつつ、WADO株式会社の取締役としてイベント・旅行業にも携わる。旅行・新規事業・イベント・通信を実務で横断してきた、業界でも珍しい経歴の持ち主。

 

企画監修:内川 高志朗(うちかわ こうしろう)

株式会社OfficePIECE 代表取締役 / 情報経営イノベーション専門職大学(iU大学)客員教授

株式会社ニッセンでの媒体制作・マーケティングを経て、株式会社ドワンゴで事業開発部部長として、ニコニコ動画を基盤とした新規事業・リアルイベントの立ち上げに従事。現在はマーケティングと新規事業開発を専門に、複数企業のプロデューサー・社外顧問を務める。

※本調査は特定の時間・天候・端末条件下での実測値であり、通信速度を保証するものではありません。

 

 

本件に関するお問い合わせ

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「オールコネクトマガジン」について

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