EYとマイクロソフト、AI活用の全社展開による価値創出の拡大と実証段階からの脱却を支援するグローバル施策
EY Japan株式会社
更新日時:7月13日 18時30分
・ EYとマイクロソフトは、両社のこれまでのアライアンスの成果を基盤とし、企業のAI変革の加速を目的とする新たな取り組みに、総額10億米ドル超を共同で投資
・ EYのプロフェッショナルと、構想から開発、本番運用まで担うマイクロソフトのフォワード・デプロイメント・エンジニア(FDE)が一体となり、基幹業務におけるAI活用の全社展開を支援
・ EYは、自社で先行導入し、その成果をクライアントに展開する「クライアント・ゼロ」としてMicrosoft 365 E7: The Frontier Suiteを初期導入した企業の一つであり、現在、40万人超にMicrosoft 365 Copilot(以下 Copilot)を展開
2026年5月21日、EYとマイクロソフトは、両社のアライアンスを大きく進展させる取り組みとして、今後5年間で10億米ドル超を投資し、企業によるAI活用の全社規模への拡大と、測定可能な成果につなげられるよう支援する新たな取り組みを始動しました。
本取り組みでは、マイクロソフトのFDEと各業界を熟知したEYのプロフェッショナルが連携し、マイクロソフトのFDEによるAIを前提にした迅速な開発を実現できる開発手法を基盤に、チェンジマネジメントを組み込んだ提供アプローチにより、企業のAI導入を後押しします。
この取り組みは、長年にわたり築いてきたEYとマイクロソフトの協業における重要な節目となるものです。税務、アシュアランス、コンサルティングおよびEY-Parthenonの各領域において、クライアントを中心に据えかつAIを軸とした変革を着実に推進するという両社の強い意志を示すものです。
企業は、人材の力を高め、組織変革を着実に進め、さらに自律的に稼働するエージェント型AIの変革を継続的に最適化することで、価値を創出し拡大する「フロンティア企業(Frontier Firms)」へと進化することが可能となります。EYとマイクロソフトは、エンジニアとビジネスコンサルタントによる統合されたチームを業界ごとに展開します。両社はともに、クライアントにとって最も重要なビジネス機会に焦点を当て、安全性を備えた業界特化型のAIソリューションの共同開発および提供を行います。本アプローチにより、企業はAIの導入を加速し、継続的な業務の最適化を通じて持続的なビジネス価値を創出できます。
EYグローバル会長兼CEOのJanet Truncaleは次のように述べています。
「EYはマイクロソフトとともに、クライアントがAIを迅速かつ大規模に展開し、その価値を最大限に引き出せるよう支援しています。両社の統合チームを通じて、クライアントはマイクロソフトの高度な技術力と、EYの深い業界知見および組織変革を支える専門性の双方を活用できます。本協業の新たな段階では、人材とイノベーションを組み合わせることで、クライアントが企業全体でエージェント型AIによる変革を実現できるよう支援していきます」
「クライアント・ゼロ」としてのEY
本取り組みは、EYが「クライアント・ゼロ」として、自社の現場でマイクロソフトの技術を活用した業務プロセスを検証してきた実績に基づいています。EYは初期段階として15万人のユーザーにCopilotを導入し、生産性を15%向上させ、その成果をクライアントへのサービス提供やリスキリングへの投資に充当しました。現在、EYはMicrosoft 365 E7: The Frontier Suiteを通じて、世界で40万人以上の人員に対して Copilot の展開を進めており、EY全体にエージェント型AIの機能を組み込むことで、ビジネスへの効果の最大化を図っています。
Copilotだけでなく、EYは以下のようにAIの導入を進めています。
・ Microsoft Power Platformを活用した財務オペレーションの刷新および Copilot Studioによるインテリジェントエージェントの統合により、リードタイムを95%短縮し、オペレーションコストを37%以上削減
・ Microsoft Azure、Microsoft FoundryおよびMicrosoft Fabricと統合された新たなマルチエージェント・フレームワークをEY Canvasに組み込み、13万人の監査・保証のプロフェッショナルによる16万件の監査・保証業務のワークフローに適用
・ Global Tax PlatformにおけるAzure Document Intelligence in Foundry Toolsの早期導入により、高度な機械学習を用いて文書から必要なデータを自動かつ高精度で抽出し、手作業の負担を最大90%削減
マイクロソフト コマーシャルビジネス CEOのJudson Althoffは次のように述べています。
「AIは実証実験段階から経営成果を支える中核的な原動力へと急速に移行しています。競争優位を築いている企業は、AI変革を全社規模で推進・拡大させている企業です。本取り組みでは、マイクロソフトの信頼性の高いAIプラットフォームとエンジニアリングチーム、そしてEYの業界知見と「クライアント・ゼロ」として自らの組織内でこれらの技術を実践・活用してきた経験を組み合わせることで、クライアントがPoC(実証実験)やパイロット導入の段階を超え、全社的な実装へと移行できるよう支援します。これにより、意思決定の質を高め測定可能な成果の創出を実現します」
本サービスは、両社にまたがる共通のガバナンス体制、両社で統一されたビジネスモデル、および明確な責任体制の下で完全に統合された形で提供されます。まずは、財務、税務、リスク、人事、サプライチェーンの各機能を対象とし、金融サービス、製造・エネルギー、消費財・小売、政府、ヘルスケアの各業界においてサービスとソリューションを展開します。
EYとマイクロソフトの取り組みの詳細はこちらをご覧ください。また、EYとMicrosoftのアライアンスに関する詳細は、EY.comをご参照ください。
※ 本ニュースリリースは、2026年5月21日(現地時間)にEYおよびマイクロソフトが発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先されます。英語版ニュースリリース: EY and Microsoft announce global initiative to help clients scale AI enterprise-wide value creation and move beyond experimentation
EYについて
EYは、クライアント、EYのメンバー、社会、そして地球のために新たな価値を創出するとともに、資本市場における信頼を確立していくことで、より良い社会の構築を目指しています。 データ、AI、および先進テクノロジーの活用により、EYのチームはクライアントが確信を持って未来を形づくるための支援を行い、現在、そして未来における喫緊の課題への解決策を導き出します。 EYのチームの活動領域は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションの全領域にわたります。蓄積した業界の知見やグローバルに連携したさまざまな分野にわたるネットワーク、多様なエコシステムパートナーに支えられ、150以上の国と地域でサービスを提供しています。
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Microsoftについて
Microsoft(NASDAQ:MSFT)は、AIを活用したプラットフォームおよびツールを提供し、顧客の進化し続けるニーズに対応する革新的ソリューションの提供に取り組んでいます。同社は地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにすることをミッションとし、AIを広く利用可能にするとともに、その責任ある活用を推進しています。
※ Microsoft、Azure、Microsoft 365、Power Platformは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。※ Microsoft 365 は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。

