EYストラテジー・アンド・コンサルティング、パナソニック コネクトの人材マネジメント改革を支援
EY Japan株式会社
更新日時:6月18日 12時00分
~ジョブ型人材マネジメントの実装と現場主導の運用定着の実現~
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡、以下EYSC)は、パナソニック コネクト株式会社(東京都中央区、以下パナソニック コネクト)の人材マネジメント改革およびSAP SuccessFactors®導入による制度の実装・定着を支援したことをお知らせします。
ジョブ型人材マネジメントへの転換に向けた戦略策定からシステム導入、現場運用の定着まで一貫して支援しました。
■ 背景:事業環境の変化に対応するための人材マネジメント改革の必要性
事業環境の急速な変化に伴い、企業には迅速かつ柔軟に対応できる組織・人材戦略が求められています。
一方、パナソニック コネクトでは、組織のサイロ化や縦割りのカルチャーに加え、パナソニックグループ全体で統一された旧来のメンバーシップ型人事制度が、フラットで俊敏な組織を目指す際の課題となっていました。
社命によるジョブローテーションを前提とした配置では、多様な人材がダイナミックに活躍できる環境の整備も十分ではありませんでした。また報酬面においても、制度上は年功序列を掲げていないものの、公平性を重視するあまり成果に応じた処遇の差別化には至らず、結果として運用面では年功序列的な傾向が残っていました。
これらの課題を踏まえ、同社は2022年にパナソニックが持株会社と事業会社からなる新しいグループ体制に移行したことを契機に、自社の事業環境に適した人材マネジメント改革に本格的に着手しました。
■ EYSCの支援:戦略策定からシステム導入・現場定着までを一貫支援
EYSCは、ジョブ型人材マネジメントへの転換を軸に、人材戦略の策定から制度設計、さらにその実行基盤となるシステム導入まで一貫して支援しました。
具体的には、経営・事業戦略と人材戦略の連動を重視し、「ジョブ・ポジション定義」「評価」「採用」「報酬」などの人事機能を全体的に再設計しました。また、現場マネージャーへの権限移譲を進め、現場主導の人材マネジメントの実現を目指しました。
さらに、制度を整えるだけでは現場に定着しないという課題に対し、日々のオペレーションにまで制度の考え方を落とし込めるプラットフォームである、SAP SuccessFactors®(Employee CentralおよびCompensation)を導入しました。業務プロセスに制度の考え方を組み込み、現場が日常業務の中で人材マネジメントを実践できる環境を整備しました。
■ 成果:現場主導の人材マネジメント運用と意思決定の高度化
本取り組みにより、パナソニック コネクトでは人材マネジメントが日常業務の中で実行されるようになり、現場主導での意思決定が実現しました。
システム導入後は、従来は人事部門を介して行われていた異動や各種手続きが現場主体で実施されるようになり、導入から2カ月間で約2,000件の人事関連プロセスが現場起案により実行されるなど、運用の変革が進んでいます。
また、マネージャーの当事者意識の醸成や、意思決定の迅速化にも寄与しています。
さらに、システム導入においては「Fit to Standard」アプローチを採用し、過度なカスタマイズを行わないことで、予算やスケジュールに変更を生じさせることなく、“オンタイム・オンバジェット”での導入完遂を実現しました。
■ 今後の展望:スキルベース人材マネジメントへの進化
『新人材マネジメント』と名付けた改革の導入から3年が経過し、一定の成果が見られる一方で、事業環境の変化に応じた機動的な組織設計をさらに進めるため、個人のキャリアに対する主体性の強化などに取り組んでいく方針です。
今後は、グローバルビジネスのさらなる拡大を見据え、ジョブ型人材マネジメントを基盤としつつ、社員の「スキル」の可視化と活用を推進することで、さらなる高度化を目指します。
EYSCは今後も、企業の実務に即した人材マネジメント改革とデジタル基盤の整備を支援し、持続的な競争力強化に貢献していきます。
EYSC ピープル・コンサルティング パートナー 山本 剛のコメント:
「本取り組みは、単なる人事制度の刷新やシステム導入にとどまらず、事業戦略と人材戦略を一体で捉え、現場の意思決定と日常業務にまで変革を浸透させた点に大きな意義があります。
特に、ジョブ型人材マネジメントの考え方を制度として設計するだけでなく、SAP SuccessFactors®を通じて業務プロセスに組み込み、現場主導で運用できる形で定着させたことは、パナソニック コネクト様の競争力強化に直結する重要な成果であると考えています。
今後は、この基盤を生かしながら、スキルベースでの人材活用やグローバルでの最適配置といったさらなる高度化に向けて、EYSCでは引き続き、クライアントの実務に根差した変革の実現を支援し、持続的な価値創出に貢献していきたいと考えています」
パナソニック コネクト株式会社 人事総務本部 HRプラットフォーム部 シニアマネージャー 杉江 拓治 氏のコメント:
「パナソニック コネクトは、事業戦略と人材戦略を連動させながら、成長の源泉である“人”に焦点を当て、個人・会社双方の成長サイクルで持続的な発展を追求しています。
その実現に向けては、社員一人ひとりが自律的に挑戦し、現場レベルで人材戦略を実行できる状態をいかにつくるかが大きなテーマでした。
制度設計にとどまらず、SAP SuccessFactors®を人材マネジメントの実装基盤として位置づけ、現場に権限移譲し日常業務に落とし込むことで、現場主導への転換を進めてまいりました。
個人と会社が共に成長する好循環に向けて、これからもチャレンジを続けてまいります」
詳細は以下をご覧ください。
人材マネジメント改革の実装を叶えた、パナソニック コネクトのシステム導入事例とは? | EY Japan
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