【東進調査】 2026年東大二次試験、最新AIが理三合格レベルを突破、9割に迫る。
株式会社ナガセ
更新日時:3月3日 20時30分

文系数学は全3種が満点! 進化するAIの記述力と、見えてきた「図形・史料」の壁

2026年3月3日
株式会社ナガセ
東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール・東進衛星予備校などを運営する株式会社ナガセ(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長 永瀬昭幸)は、2026年2月25日・26日に実施された東京大学二次試験において、最新の生成AI3種を用いた即日解答・検証調査を実施いたしました 。その結果、全てのAIが文理ともに得点率8割以上を記録し、最難関とされる理科三類にも余裕で合格できる極めて高い水準に達していることが判明しました。東進では本結果を詳細に分析し、今後のAI教育コンテンツの開発に活用してまいります 。

 

 

 

1.検証結果概要

 

3種のAIすべてが東大合格ラインを大きく超える8割以上の得点率。
理三合格レベルも突破!! 最高得点はClaude(Opus4.6)で9割に迫る。
 数学(文系)は3種のAIがすべて満点! 図形の読み解きなどに課題。 

 

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①Claude(Opus4.6)、Gemini(3.1pro)、GPT(5.2)の3種の生成AIで、文理ともに得点率8割以上となった。例年の合格最低点は、共通テストと二次試験の合計で6割程度であり、今回の生成AI3種は合格ラインを大きく超えた。最難関と言われる理科三類にも余裕で合格できるレベルである。

 

②教科により点数には差があるが、数学(文科)においては3種のAIともに満点となった。生成AIの著しい進化が感じられる。今回検証した3種の生成AIの合計点を比較すると、文理共にClaude・Gemini・GPTの順となった。

 

③ 2026年の東大数学は理系で難化傾向にあったが、生成AIは単に正解を出すのみならず、記述答案における思考の過程を含めて正確に記述できるようになってきている。一方で図形の読み解きには課題があり、図から情報を読み取って回答する問題に苦戦した。「平面上に図示せよ」という問題では、Claudeが図示する手前の計算式までは到達できたものの、実際に図示することはできなかった。

 

④東大日本史では、史料を読んだうえでその時代等に関する記述を行う問題が出題される。回答の際には、出題者が求める日本史用語等への書き換えが必要になるが、生成AIは具体的な史料に影響されるのか、ただの要約に終始してしまう傾向が見られた。

 

⑤生成AIの回答時間は圧倒的に早く、日本史・世界史が1~2分と最速、時間のかかる数学も20分かからずに解いている。

 

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2.検証方法

 

~評価の厳格性と客観性を担保する「事前学習なし」・「即日検証」と最新モデルの選定~

 

①2026年2月25日・26日の試験当日に、3種の生成AIの最新版に東京大学二次試験を解かせて、得点率や得点状況の検証を行った。使用した生成AIはAnthropic のClaude Opus4.6(2026年2月リリース)、GoogleのGemini 3.1pro(2026年2月リリース)、OpenAIのGPT-5.2(2025年12月リリース)である。DeepSeekは最新版が2025年12月と古く、2025年段階の予備調査で得点率が伸びなかったことから、今回の調査対象からは外した。

 

②生成AIの素の性能評価を行うために、事前学習のない状態で問題を解かせた。また、試験から日時が経つと問題・解答がインターネット上に出回ることによる影響を考慮し、2026年2月25日・26日の入学試験当日、試験終了後直ちに検証を行った。

 

③問題の文章はテキスト化したものを、図表は画像データにしたものを読み込ませた。問題文に文字数の指定がないものは、回答用紙の行数をもとに1行=30文字として文字数を算出して指定した。

 

④採点は、東進教務科が試験当日に即日作成した模範解答・配点・採点基準を元に行い、部分点を含めて得点化した。

 

 

 

3.最新の生成AIを元にした東進のコンテンツ・指導

 

最新AI×生徒のビッグデータで日々進化! 東進ならではの開発体制

 

東進を運営する株式会社ナガセでは、AIを用いた教育コンテンツを開発する専門部署を設置し、常に最新かつ最高品質のAI教育コンテンツを提供しています。生成AIは日進月歩で進化を続けているため、AI教育コンテンツも一度開発すれば終わりではなく、日々アップデートしていく必要があります。最新動向・性能を把握し、それぞれの生成AIの特性を理解したうえで、一つの生成AIに縛られることなく活用していく体制を整えています。今回の東大入試を解く検証においても、より詳しい分析を行い、コンテンツ開発に生かしていきます。

 

また、毎年10万人以上の生徒が通う東進では、日々生徒の学習データが蓄積されています。これまで蓄積されたデータは200億件超。入試問題などの問題データベースも約45万問となっています。これらのビッグデータを元にさらなる改善を行っています。

 

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合格率を伸ばすAI演習講座を次々に開発

 

東進ハイスクール・東進衛星予備校では、「志望校別単元ジャンル演習講座」「第一志望校対策演習講座」といった志望校と個々人の学習状況に最適化されたAI演習講座が、生徒の合格率を大きく伸ばしています。2026年の大学入学共通テストにおいては、東進生と一般生の得点差が1000点満点で102.5点となり、ついに100点を超えました。ほとんどの科目の満点は100点のため、この差は『もう1科目余計に受けて満点を取れた』以上に大きな意味を持ちます。

 

グループである四谷大塚でも、中学受験生対象に同様のAI演習講座を設置するとともに、日々の学習を支援するAIロボット先生も開発中です。

 

 

 

学校現場にも提供し、多忙な先生方を技術で支援

 

さらに、学校や公教育機関向けに、生成AIを活用した添削指導支援システムも展開しています。先生方のご負担が大きい英作文・小論文等の個別添削を専用のAIシステムがサポートしています。2025年度は教育委員会でも導入が進み、延べ1万人以上の高校生と先生にご活用いただいています。

 

 

 

【株式会社ナガセについて】

1976年創立。日本最大の民間教育ネットワークを展開するナガセは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいます。

有名講師陣と最先端の志望校対策で東大現役合格実績日本一の「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、シェアNO.1の『予習シリーズ』と最新のAI学習で中学受験界をリードする「四谷大塚」、早期先取り学習で難関大合格を実現する「東進中学NET」、私大総合・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)合格日本一の「早稲田塾」、幼児から英語で学ぶ力を育む「東進こども英語塾」、メガバンク、大手メーカー等の多くの企業研修を担う「東進ビジネススクール」、優れたAI人財の育成を目指す「東進デジタルユニバーシティ」、いつでもどこでもすべての小学生・中学生が最新にして最高の教育を受けられる「東進オンライン学校」、幼児~中学生対象の世界標準のプログラミング学習「東進CODE MONKEY」など、幼・小・中・高・大・社会人一貫教育体系を構築しています。

また、東京五輪で競泳個人メドレー2冠の大橋悠依をはじめ、のべ53名のオリンピアンを輩出する「イトマンスイミングスクール」は、これからも金メダル獲得と日本競泳界のさらなるレベルアップを目指します。

学力だけではなく心知体のバランスのとれた「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ためにナガセの教育ネットワークは、これからも進化を続けます。