韮崎大村美術館企画展 「澤岡泰子版画展 MOKURITO-木のリトグラフ-の世界」開催中
山梨県韮崎市
更新日時:12月25日 16時00分
韮崎大村美術館(山梨県韮崎市)では、企画展「澤岡泰子版画展 MOKURITO-木のリトグラフ-の世界」を、2025年11月29日(土)から2026年3月1日(日)まで開催しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512221515-O1-rvB73C5i】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512221515-O2-4k6fnYex】
本展では、木版によるリトグラフ「MOKURITO(モクリト)」という独自の版画技法を40年以上にわたり追求してきた版画家・澤岡泰子さんの作品を紹介しています。
澤岡さんは北海道生まれ。女子美術大学で工業デザインを学んだ後、日立製作所や松下電器産業にてプロダクトデザイナーとして多数の電化製品のデザインを手がけました。その後、金属造形と版画制作に本格的に取り組み、国内外で精力的に作品を発表しています。
1985年にはアメリカ・ニューメキシコ工科大学にて金属造形クラスの指導を行い、2003年にはポーランド・ワルシャワで木のリトグラフによる個展を開催。
その後もイタリア、メキシコ、中国など世界各地で作品を発表し、国際的に評価を高めてきました。
澤岡さんが手がける「MOKURITO」は、石版や金属板を用いる従来のリトグラフとは異なり、木の板を版木として使用する新たな版画技法です。
「MOKURITO」という名称は、石版リトグラフに対して澤岡さん自身が名付けた造語で、親しみやすい呼称として定着しています。作品は青を基調としたものが多く、木目を生かした柔らかで幻想的な世界観が特徴です。
版画を通じて世界中の人々と交流し、その面白さや奥深さを伝えてきた澤岡泰子さん。
本展では、その創作の軌跡とともに、木のリトグラフが生み出す独自の表現世界をご覧いただけます。
■開催概要
開催期間:2025年11月29日(土)~2026年3月1日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日
※2026年2月11日(水・祝)は開館、翌日休館
※年末年始休館:12月29日(月)~1月1日(木)
入館料:一般500円/小・中・高校生200円
お問い合わせ先
韮崎大村美術館
TEL:0551-23-7775
http://nirasakiomura-artmuseum.com/
韮崎市の魅力を紹介|韮崎大村美術館♪
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512221515-O3-nWbZ1mD0】
韮崎市出身でノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が生まれ育ったふるさとにある美術館。
大村博士が長年に渡り蒐集(しゅうしゅう)した日本を代表する女性美術作家を中心とした作品を展示しています。
館内では、絵画、彫刻、陶磁器など多岐にわたり公開しているほか、企画展やセミナー、イベントなども開催。
2025年7月には、「大村智記念館」が新しくオープンし、大村博士にまつわる個人所蔵品の数々の展示や約800冊の美術関係や大村博士関係の書籍をお楽しみいただけます。
詳しくはこちら♪
https://www.nirasaki-kankou.jp/kankou_spot/kouen_bijyutsukan_shiryokan/bijyutsukan_shiryokan/4338.html

3

2

1

