岡山県西粟倉村と大和ハウス工業が連携協定書を締結
大和ハウス工業株式会社
更新日時:12月16日 14時08分
●大和ハウス工業が代表を務める任意団体「コトクリエ 森を育てるまちづくり研究会」が森林保全支援
2025年12月16日
西粟倉村
大和ハウス工業株式会社
西粟倉村(にしあわくらそん)(村長:青木秀樹)と大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大友浩嗣、以下「大和ハウス工業」)は、2025年12月16日、「「森を育てるまちづくり」の推進に向けた連携」に関する協定書を締結しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512161064-O1-4Gdp18Lz】
左:大和ハウス工業 常務執行役員 人事・サステナビリティ担当 能村盛隆
右:西粟倉村長 青木秀樹
西粟倉村は、岡山県の北東端に位置する人口約1,300人で、人口の約20%は移住者が占める山村です。村の面積の約93%が森林で、四季折々の自然が楽しめます。2008年には森林資源を活かした持続可能な地域づくりのビジョン「「百年の森林」構想」を策定。「心産業(しんさんぎょう)」という理念のもと、自然と共生する産業を育成するため、間伐材の活用やローカルベンチャーの設立などを支援・推進しています。その一環として、西粟倉村は公有林だけではなく、山主による管理が難しくなった私有林を効率的に整備するための体制を構築。西粟倉村の全森林面積のうち約50%を占める個人所有の私有林を管理できる仕組みを採用し、地域森林の活性化や土砂災害リスクの低減などの公益的機能の維持に貢献しています。
大和ハウス工業は、地域社会・自治体・企業が抱える課題を解決するため、2021年10月に「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」(愛称:コトクリエ)で森林・生物多様性などの勉強会やセミナーを開始しました。2023年10月には、森林をとりまく社会課題に対して、異業種の企業が経験・ノウハウを持ち寄り、解決策を協議する任意団体「コトクリエ 森を育てるまちづくり研究会」を設立。研究会では、7社が専門知識や経験を持ち寄って、国産材の積極活用と森林保全に向けた取り組みを進めています。
そしてこのたび、西粟倉村と、「コトクリエ 森を育てるまちづくり研究会」の代表者である大和ハウス工業は森林保全への考えが合致したことから、林業活性化と地域づくりをつなげる「森を育てるまちづくり」の推進に向けた連携」を締結することとしました。
本連携協定では、西粟倉村と大和ハウス工業が代表企業を務める「森を育てるまちづくり研究会」が、地域が抱える人口減少・高齢化、林業衰退・森林の荒廃などを起因とした課題の解決に向けた企画を検討していきます。
●連携協定の概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202512161064/_prw_PT1fl_Qk6pmlqk.png】
●西粟倉村について
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202512161064/_prw_PT2fl_T5fhDXsR.png】
※1.住民基本台帳による
●「コトクリエ 森を育てるまちづくり研究会」について
「コトクリエ 森を育てるまちづくり研究会」は、大和ハウスグループ3社(大和ハウス工業と大和リース、ロイヤルホームセンター)と林業ベンチャーの株式会社ソマノベース、株式会社forest & village、奈良県を拠点に林業から製材・商品開発まで行う森庄銘木産業株式会社、木製家庭用品の企画・製造・販売を手掛ける株式会社光大などで構成される任意組織です。林業地域における最適なまちづくりの提案や、林業の都市での認知度向上、都会と森林がつながる商品の開発などに取り組んでいます。

【協定締結式の様子】

