甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!岐阜大学でクラウドファンディングを開始
国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学
更新日時:9月2日 13時05分
2025年9月2日
岐阜大学
甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい! 岐阜大学でクラウドファンディングを開始
岐阜大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌代謝内科の髙橋 佳大 臨床講師が、甲状腺腫瘍の診断精度を高め、全国どこでも質の高い医療を受けられる社会の実現を目指し、クラウドファンディングサービス「academist」にて、クラウドファンディングプロジェクト「甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!」を開始します。
150万円を第一目標に、2025年9月2日(火)から2025年10月30日(木)まで寄附を募ります。
髙橋先生は、甲状腺腫瘍の画像診断とAIを用いた悪性度予測の研究を行っています。これまでに、超音波画像と臨床情報を組み合わせることで、悪性腫瘍の診断精度向上に貢献してきました。しかし、地域ごとに専門医の数や診断技術に差があり、正確な診断を受けられない患者がいるという課題があります。そこで、多施設から集めたデータを用いてAI診断モデルを開発し、どの地域でも活用できる診断支援システムを構築するために、今回、クラウドファンディングに挑戦することになりました。
本研究は、研究加速プログラム「academist Prize 第5期」採択プロジェクトです。クラウドファンディングで集めた支援総額と支援者数に応じて、賞金が配分されます。
プロジェクト概要
1.プロジェクト名:
甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!
2. ページURL :
https://academist-cf.com/projects/392
3. 目標金額 :
150 万円(第一目標)
4. 募集期間 :
2025年9月2日(火)8時~2025年10月30日(木)17時
5. 資金使途 :
多施設共同研究に関わる症例登録や解析費用など
6. 形式 :
寄付金控除型 / All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した
場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
7. プロジェクト実行者 :
東海国立大学機構 岐阜大学医学部附属病院 髙橋佳大
本プロジェクトの詳細はhttps://academist-cf.com/projects/392をご参照ください。
募集ページ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509014381-O5-3FOxX98M】
(https://academist-cf.com/projects/392)
academist Prizeとは
「academist Prize」は、クラウドファンディングを活用した研究加速プログラムです。ビジョナリーな若手研究者が、自らの研究Visionを言語化・発信し、それに共感する個人や企業、自治体、投資家とつながることで、研究の可能性を最大限に引き出すことを目指すものです。2021年にスタートして以来、人文・社会科学から自然科学、医歯薬学、工学まで多様な専門分野の研究者45名が参画しています。
事業の詳細についは、(株)アカデミストHP(https://www.corp.academist-cf.com/post/press250805)をご確認ください。

プロジェクトページ

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