シェフラー、IAA MOBILITYで電動化、シャシー、ソフトウェア分野の製品ポートフォリオを拡充展示
シェフラージャパン株式会社
更新日時:9月1日 10時00分

IAA サミット(ホール B3、ブース B40)

IAA MOBILITYにて、シェフラーがヴィテスコ・テクノロジーズ買収後の拡充された自動車製品ポートフォリオを初公開

「モーションテクノロジーカンパニー」をテーマに、IAAサミット会場ホールB3、ブースB40に出展

ソフトウェア、エレクトロニクス、パワートレイン、シャシー、そして車体分野で革新的な製品によりシェフラーは、未来のモビリティソリューション開発における主要パートナーとして地位を確立

 

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ホールB3、ブースB40で、シェフラーは「モーションテクノロジーカンパニー」をテーマに展示を行います。

 

世界は絶え間なく変化し、そして自動車産業は、まさにその渦中にあります。電動化、運転快適性の向上、ソフトウェアベースの技術といったトレンドが、自動車産業全体を変革し、未来のモビリティソリューションを取り巻く新たな環境が創出されます。ドイツ・ミュンヘンで9月8日から12日にかけて開催される国際モビリティ見本市「IAA MOBILITY」で、シェフラーは「モーションテクノロジーカンパニー」というテーマのもと、変革の時代における革新的で信頼できるパートナーとして存在を示します。シェフラーAGのCEOであるクラウス・ローゼンフェルトは次のように述べています。「シェフラーはグローバル企業です。世界55カ国に約250の拠点を展開し、革新的な製品をお客さまの近くで開発・製造することで、変革を共に推進する体制を整えています。それと同時に、当社はドイツと欧州に深く根ざした企業です。IAA MOBILITYは、当社の本拠地に位置する理想的なプラットフォームであり、モーションテクノロジーのリーディングカンパニーを目指す当社の技術的進歩と、その方向性をお客さまに示す絶好の機会であると考えています。」 ホールB3、ブースB40に設けられるシェフラーの展示スペースは、3つの重点分野に分けられます。電気自動車向けのモジュール式コンポーネントおよび統合型システムに加え、走行性能、安全性、快適性を最適化する革新的なシャシーおよび車体向けソリューションを展示します。SDV(ソフトウェア定義車両)向けソリューションとサービスを提供するシェフラーは、未来の車両アーキテクチャーに対応するパートナーとしての立場を強化しています。

 

Stronger together: お客さまと共に成長

今回のIAAサミットは、シェフラーにとってヴィテスコ・テクノロジーズ買収後初出展となるIAAです。合併後の現在、当社の従業員数は約12万人となり、4つの事業部門で100を超える工場を展開し、年間売上高は230億ユーロから250億ユーロを見込んでいます。8つの製品ファミリーから広がる包括的な製品ポートフォリオを通じて、お客さまの多様なニーズに対応する革新的なソリューションを提供しています。シェフラーのブースでは、「E-モビリティ」と「パワートレイン&シャシー」の2つの自動車事業部が、未来を見据えた効率的でスマート、そして快適なモビリティを実現する数多くの新技術を、拡大した製品ポートフォリオと共にご紹介します。広さおよそ225平方メートルのスペースに、約140点にのぼる製品の数々を展示します。「昨年のヴィテスコの買収で、当社の既存の自動車向け製品ポートフォリオは完璧に補完されました。今後は、お客さまと共に未来へ前進し、お客さまと共により強い企業に発展したいと考えています。」と、シェフラー AGパワートレイン&シャシー事業部CEOであるマティアス・ツィンクは述べています。「ヴィテスコ・テクノロジーズが持つ電子機器とソフトウェアの専門知識の統合で、当社のE-モビリティ分野の能力は拡大し、シェフラーからシングルソースで完全なシステムソリューションを提供できるようになりました。」と、ツィンクは続けます。電動アクスルドライブ(EMR4)は、ヴィテスコとシェフラーのポートフォリオの統合で生まれたシナジーを体現した好例です。ソフトウェアを含む電動モーターとインバーターは旧ヴィテスコ・テクノロジーズ製、ハウジングとパーキングロックユニットを含むギアボックスはシェフラー製です。「センサーとアクチュエーター製品が加わったことで、シャシーおよび車体セグメントは内製比率が高まり、新たなイノベーションの創出が可能です。後輪ステアリングシステムとハンズフリーアクセスセンサーの2点は、そうしたイノベーションの代表例と言えます。」とマティアス・ツィンクは補足しています。

 

ソフトウェアベースのソリューションとサービスに注力

自動車産業では現在、前例のないスピードと規模で構造変革が進んでいます。同時に、AI、ソフトウェア、センサーシステムなどのデジタル技術の急速な統合に加え、デジタルサービスとコネクティビティの重要性が高まり、業界の姿を一変させています。「現代の自動車産業は、ソフトウェア定義車両によって運転体験が大変革しています。」と、シェフラーAGのE-モビリティ事業部CEOであるトーマス・シュターレは説明しています。さらに「自動運転、安全性、パーソナライズ機能などの革新的な機能は、車載ソフトウェアを基盤に実装され、継続的に進化しています。シェフラーは、これらの新技術が持つ効率性と柔軟性、そして将来のビジネス機会に大きな可能性を見出しています。そのため、当社は次世代のソフトウェア定義車両の電子的バックボーンとなる最新のオンボードネットワークとゾーンアーキテクチャーの開発を進めています。」と、シュターレは未来に目を向けたコメントを加えています。シェフラーは、今回のIAA MOBILITYでE/Eプラットフォームと、それを支える拡張性に優れ高性能なサービス指向ソフトウェアエコシステムを初披露します。こうした未来の技術では現在、欧州以外の地域が先行しており、シェフラーはこうした技術を提供することで欧州自動車産業の競争力と将来性の強化を支援したいと考えています。欧州連合(EU)もこの課題を認識しています。EU委員会は「欧州自動車産業の未来に関する戦略的対話」の一環として、「欧州コネクテッド・自動運転車アライアンス」を創設しました。その目標の一つは、最先端のオープンソースソフトウェアコンポーネントをベースに、インターフェースやスタンダード、そしてツールの共通化を図った、ソフトウェア定義車両向け全欧共通オープンプラットフォームの開発です。シェフラーは欧州自動車部品工業会(CLEPA)の設立メンバーとして、この政治的変革に積極的に貢献しています。

 

シェフラー プレスコンファレンス

2025年9月8日(月)午前10時20分~10時40分(CEST/中央ヨーロッパ夏時間) 、シェフラーAG CEOクラウス・ローゼンフェルト、シェフラーAGパワートレイン&シャシー事業部CEOマティアス・ツィンク、およびシェフラーAG E-モビリティ事業部CEOトーマス・シュターレが、シェフラーブース(B40、ホールB3)で記者会見を行います。当日の模様は ライブ中継 にて配信いたします。

 

 

発行者:Schaeffler Automotive Buehl GmbH & Co.KG/Schaeffler Japan Co., Ltd.

国:日本

 

 

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IAA MOBILITY 2025において、シェフラーは電動化、シャシー、ソフトウェア分野の拡大した製品ポートフォリオを展示します。 写真:シェフラー

 

 

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展示のハイライトの一つは、ソフトウェア分野におけるシェフラーの専門性を初めて紹介することであり、ソフトウェア定義車両(SDV)の実現を目指したソリューションとサービスが披露されます。写真:シェフラー

 

 

注)本プレスリリースは、2025年8月19日付でドイツ・シュバインフルトにおいて英語で発行されたものの日本語訳です。原文の英文と日本語訳の間で解釈に相違が生じた場合には英文が優先します。

 

 

シェフラーグループ  – We pioneer motion

シェフラーグループは、75年以上にわたりモーションテクノロジーの分野で画期的な発明と開発を推進してきました。電動モビリティやCO₂排出削減効率の高い駆動システム、シャシーソリューション、そして再生可能エネルギーのための革新的なテクノロジー、製品、サービスにより、シェフラーグループは、モーションの効率性、インテリジェンス、持続可能性を高めるための、ライフサイクル全体にわたる信頼できるパートナーです。シェフラーは、モビリティエコシステムにおける包括的な製品とサービスの範囲を、ベアリングソリューションやあらゆる種類のリニアガイダンスシステムから修理および監視サービスに至るまで、8つの製品ファミリーに分けて示しています。シェフラーは、約120,000人の従業員と55か国に約250以上の拠点を持つ、世界最大級の同族会社でありドイツで最も革新的な企業の一つです。

 

 

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