EY Japan、先進テクノロジーで業務変革を加速「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」開始
EY Japan株式会社
更新日時:6月16日 12時05分
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下EYSC)は、6月より、生成AIやAIエージェントなどの先進技術を活用し、業務改革、テクノロジーベンダーなどを融合させ、業務の効率化と生産性向上を支援する「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」の提供を開始します。
<背景と目的>
日本企業は労働人口の減少に直面する中、競争力と生産性の維持・向上が急務となっています。これまで、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI-OCR(AIを活用した文字認識技術)などを用いた業務効率化が進められてきましたが、単一タスクや業務での部分最適にとどまり、業務の開始から完了まで一貫したEnd to Endプロセス改革による最適化の実現には課題が残されています。
こうした状況に対応する手段として注目されているのがハイパーオートメーションです。これは、RPA、AI、生成AI、業務プロセスマネジメントなどの技術を統合し、業務全体の自動化と最適化を図るアプローチの総称であり、すでに一部の企業では本コンセプトの導入が進められてきました。近年は生成AIの進化により、AIエージェント機能などを有機的に取り込むことで、その適用範囲と効果をさらに広げることが技術的に可能になりつつあります。こうした先進技術やビジネストレンドを取り入れ、単一タスク・業務の効率化を超え業務全体の加速的見直しを実現することが、企業の持続的な成長実現に不可欠な時代を迎えています。
<提供サービス>
この度、EYSCが提供する「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」は、変化するマーケットの状況を的確に理解し、業務改革、生成AIなどのテクノロジー、テクノロジーベンダー、委託先事業者を融合させ、End to Endの業務を抜本的に見直した最適な価値を提供します。
デジタルテクノロジーの導入にとどまらず、総合コンサルティングファームとしてのノウハウを最大限に活用し、業務そのものを再定義し、業務変革、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などソーシングを最適化します。さらに、ハイパーオートメーション導入を推進するための運用組織・人材の定義や、ガバナンス構築による運用の継続・高度化など、多様なソリューションを組み合わせ、企業のビジネス状況に最適化された高度な変革を実現します。
【次世代型ハイパーオートメーション実現支援の主なサービス】
■ 次世代型ハイパーオートメーション成熟度アセスメント支援
現状の自動化ソリューションの適用状況を棚卸し・評価し、改善点や追加適用できる業務・テクノロジーを特定します。
■ ソーシングオプション検討支援
自動化できない業務および集約可能業務を特定し、SSCやBPOベンダーの強化、見直しと合わせて業務を効率化します。
■ 次世代型ハイパーオートメーション・ビジネスプロセス策定支援
弊社アセットである生成AIなど他ソリューションの膨大なユースケース(下表)を十分活用した上で、近代的なハイパーオートメーション・ビジネスプロセスをデザインし、ROI算出をします。
■ 次世代型ハイパーオートメーション導入推進/運用組織・人材定義支援
導入推進/運用に係る組織のミッション、組織機能、タスク、必要スキルを策定し、内製化を目指した社内人材のスキルと育成計画を定義します。
■ 次世代型ハイパーオートメーションガバナンス構築支援
安定的にユーザーが利用している上で必要なポリシー、ルールなどのガバナンスを定義します。
■ 次世代型ハイパーオートメーション導入支援
・導入ロードマップ、マスタープラン策定支援
・各種適用ソリューションに係る複数プロダクト評価、RFP策定、ベンダー選定支援
・PoC/本番環境構築、推進支援
・各種適用ソリューションの設計、開発、実装、テスト、評価支援
・複数部門でデータを扱う場合のデータセキュリティ担保支援
【次世代型ハイパーオートメーションに適用可能な生成AIユースケース例】
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101776/202506160566/_prw_PT1fl_Vi946eTG.png】
EYSC テクノロジー・コンサルティング パートナー 松本 剛のコメント:
「企業が持続的な競争優位を確立するためには、業務の効率化にとどまらず、組織全体の変革が不可欠です。EYSCは、生成AIやAIエージェントをはじめとする先進テクノロジーを活用し、経営課題と現場の実行力をつなぐハイパーオートメーションの導入を支援します。特に、RPAやAI-OCR、BPMS、生成AIなどを組み合わせた統合的なアプローチにより、単純作業の自動化にとどまらず、フロント業務の高度化や意思決定の迅速化といった、企業価値の向上に直結する変革を実現します。クライアントと共に、変化に強く、成長を続けられるビジネスモデルの構築を目指してまいります」
詳細は以下をご参照ください。
https://www.ey.com/ja_jp/services/consulting/innovative-hyperautomation
〈EYについて〉
EYは、クライアント、EYのメンバー、社会、そして地球のために新たな価値を創出するとともに、資本市場における信頼を確立していくことで、より良い社会の構築を目指しています。 データ、AI、および先進テクノロジーの活用により、EYのチームはクライアントが確信を持って未来を形づくるための支援を行い、現在、そして未来における喫緊の課題への解決策を導き出します。 EYのチームの活動領域は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションの全領域にわたります。蓄積した業界の知見やグローバルに連携したさまざまな分野にわたるネットワーク、多様なエコシステムパートナーに支えられ、150以上の国と地域でサービスを提供しています。
All in to shape the future with confidence.
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。
〈EYのコンサルティングサービスについて〉
EYのコンサルティングサービスは、人、テクノロジー、イノベーションの力でビジネスを変革し、より良い社会を構築していきます。私たちは、変革、すなわちトランスフォーメーションの領域で世界トップクラスのコンサルタントになることを目指しています。7万人を超えるEYのコンサルタントは、その多様性とスキルを生かして、人を中心に据え(humans@center)、迅速にテクノロジーを実用化し(technology@speed)、大規模にイノベーションを推進し(innovation@scale)、クライアントのトランスフォーメーションを支援します。これらの変革を推進することにより、人、クライアント、社会にとっての長期的価値を創造していきます。詳しくはey.com/ja_jp/consultingをご覧ください。