熱中症リスクの「見える化」
株式会社建設技術研究所
更新日時:6月5日 18時00分
―埼玉県におけるリアルタイム暑さ指数情報の提供に協力―
2025年6月5日
株式会社建設技術研究所
株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西村達也)は、埼玉県環境科学国際センターおよび株式会社渡辺製作所(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:渡辺伸治)と共同で、熱中症予防に資するリアルタイムの暑さ指数情報提供システムを構築しました。
本システムは、埼玉県と渡辺製作所が開発したIoT暑さ指数計から得られるデータをもとに、当社が開発・展開してきた水災害リスクマッピングシステム「RisKma(リスクマ)」の仕組みを活用し、暑さ指数のリアルタイム可視化・情報発信機能を新たに実装したものです。
この取組では、埼玉県内30か所に設置されたIoT暑さ指数計の観測データを、SAI-PLAT(埼玉県気候変動適応センターのポータルサイト)を通じて県民にリアルタイムで提供します。さらに、気象庁の風向風速データと組み合わせ、暑さの分布変化を視覚的に把握できるよう工夫されています。これにより、熱中症の発症リスクが高まる時間帯やエリアを的確に捉えた対策行動を促すことが可能になります。
今後も当社は、これまでの防災分野における知見を応用し、人々の安全・安心な暮らしを支える情報基盤の拡充に取り組んでまいります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506050073-O1-9iXF5NXP】
【参考】
埼玉県 プレスリリース:https://www.pref.saitama.lg.jp/b0508/news/page/news2025060501.html
リアルタイム暑さ指数システム:https://saitama-env.riskma.jp/

リアルタイム暑さ指数の表示例