「第3回 建設人材育成優良企業表彰」において国土交通大臣賞を受賞しました
大和ハウス工業株式会社
更新日時:12月3日 10時45分
2024年12月3日
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井敬一
大阪市北区梅田3-3-5
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会が主催する「第3回 建設人材育成優良企業表彰」において国土交通大臣賞を受賞し、2024年12月2日に行われた表彰式で賞状を授与されました。
建設人材育成優良企業表彰とは、建設キャリアアップシステム(CCUS(※1)) の活用をはじめ、技能や経験に応じた給与の引き上げや、キャリアパスに基づいた計画的な人材育成、これらを可能とするための環境整備など、「建設工事の担い手の確保・育成」に向けて、顕著な功績を上げた企業、団体を表彰するものです。
当社では、2025年4月から、協力会社の技能者を対象に、国土交通省のCCUSで認定されるレベルなどに応じて手当を支給する「技能者キャリアアップ制度」を導入します。技能者の能力・経験などに応じた処遇改善とともに、CCUSを活用した現場における技能者管理の効率化などを目的としています。
「技能者キャリアアップ制度」では、当社の現場で就労する中堅からベテランの技能者に対し、CCUSのレベルと技能者の能力に応じて1日あたり50円から最大2,000円の手当を6段階に分け支給します。本制度は、国内住宅メーカーとしては初の試みで、高い技術力を持った職人や若者がやりがいを持って働き続けられる建設現場の環境の構築を目指しています。
また、技術系の女性活躍推進の一環として、女性管理職向け研修を2010年度から実施し、意識啓発やアセスメントなどの研修、社外講座・勉強会への派遣を通じた育成を行っています。 女性管理職候補者育成研修は2011年度より実施しており、多様な人財の力を活かすマネジメントの重要性を理解してもらうとともに、管理職を目指すためのマインドセットを行っています。
今回、こうしたCCUSの活用や女性定着促進などの取り組みが評価され、「第3回 建設人材育成優良企業表彰」において国土交通大臣賞することとなりました。
今後も当社は、持続的な社会の実現に向けて、自社だけではなく協力会社を含めた技能者・技術者の確保と育成に取り組んでいきます。
※1.技能者の保有資格や就業履歴などを登録・蓄積して活用する仕組み
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202412030991/_prw_PT1fl_2x4Q22Nt.png】
●技能者キャリアアップ制度について
本制度は、CCUSのレベルに応じて手当を支給し、その中から当社が認定する優秀技能者には追加で報酬を支給する制度です。(※2)手当は、CCUSが定めるレベルに応じて1日あたり50円~200円で、当社が優秀技能者と認定した場合には450円~1,800円を上乗せする仕組みとしています。CCUSのレベルに基づいた手当では、レベル1(見習い)は対象になりませんが、レベル2(中堅技能者)で50円、レベル3(職長レベル)で100円になり、最高レベルのレベル4(マネジメントレベル)になると200円まで増加。加えて優秀技能者として認定されると、それぞれ450円、900円、1,800円が追加で支払われます。
レベル4の優秀技能者では、1日あたり2,000円の増額となり、1か月で最大4万円、1年間、当社の施工現場で働いたとすると最大48万円の付与となります。
※2.年齢や就業日数などの認定条件があります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412030991-O2-v5Q7mfdF】
【技能者キャリアアップ制度における一日あたりの支給金額について】
【表】