第6回RD20国際会議 初めて海外のインド ニューデリーで開催
国立研究開発法人産業技術総合研究所
更新日時:11月25日 10時00分
- クリーンエネルギー技術に関するG20各国・地域の研究所の国際連携の枠組み –
2024年11月25日
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
第6回RD20国際会議 初めて海外のインド ニューデリーで開催
- クリーンエネルギー技術に関するG20各国・地域の研究所の国際連携の枠組み –
RD20は、産業技術総合研究所が事務局を務める国際的な枠組みで、「RD20 国際会議」が2019年以降毎年日本で開催されてきました。本年第6回国際会議は、インド最大の研究機関の一つであるエネルギー資源研究所(TERI)が産業技術総合研究所(AIST/東京)と共同で、2024年12月2日(月)から12月6日(金)までインドのニューデリーで開催します。
会議はオンデマンド視聴を含むオンラインで実施され、日本からの視聴が可能です。現在、RD20 公式ウェブサイト(https://rd20.aist.go.jp/ja/)にてオンライン参加登録を受付中です。
【第6回 RD20 国際会議 開催概要】
日程 2024年12月2日(月)- 12月6日(金)
会場 インド ニューデリー
India Habitat Centre (IHC)、The Energy and Resources Institute (TERI)
主催 The Energy and Resources Institute (TERI)、インド
共催 国立研究開発法人 産業技術総合研究所、日本
詳細 https://rd20.aist.go.jp/ja/conference/
参加登録 https://rd20.aist.go.jp/registration/
オンライン聴講可能(12月2日のテクニカルセッションおよび3日午前のリーダーズセッションのみ)
【第6回 RD20 国際会議 セッション構成】
第 6 回 RD20国際会議は、以下のセッションで構成されています。
テクニカルセッション: 2024 年 12 月 2 日 (月) 9:00 ~ 17:30 (IST)/ 12:30 – 21:00 (日本時間)
リーダーズ セッション: 2024 年 12 月 3 日 (火) 8:30 ~ 13:30 (IST)/ 12:00 – 17:00(日本時間)
*午後のセッションは招待者のみ参加できます。
上記2つのセッションに加え、12月4日から6日に非公開のワークショップとサイト訪問が予定されています。
テクニカルセッションの各パートは、以下の共同プログラム企画者が主導します。
午前セッション (9:00-13:00 (IST)/ 12:30 – 16:30 (日本時間))
1: 水素利用実装のための技術的障壁への対処
Mr. Pierre Serre-Combe (CEA, フランス) and Mr. Mark Ruth (NREL, 米国)
2: 持続可能なバイオ燃料とバイオ化学製品
Dr. Sanjukta Subudhi (TERI, インド), Dr. David Harris (CSIRO, オーストラリア), and Dr. Randy Cortright (NREL, 米国)
午後セッション (14:00-17:30 (IST)/ 17:30 – 21:00 (日本時間))
研究開発における持続可能性、循環とレジリエンス
Prof. Myriam Merad (CNRS, フランス) and Liz Doris (NREL, 米国)
リーダーズセッション午前の部のアジェンダは、開会式、プレナリー講演、ミッション・イノベーション(クリーンエネルギー大臣会合、G20)との連携に関するプレゼンテーションで構成されています。
【RD20とは】
世界最先端の技術開発を行うG20各国・地域の主要な研究機関がカーボンニュートラルの実現に向けた研究開発の国際連携を促進するためのイニシアティブ(枠組み)であり、2019年に日本主導で発足しました。各国・地域のクリーンエネルギー技術に関連する研究開発や経験・ベストプラクティス・アイディアを交換する機会、また主要な研究機関間での国際共同研究の可能性を探る機会を参加者に提供しています。さらに、関連する産学官のステークホルダー間の新たなパートナーシップを深化・発展させています。
第6回 RD20 国際会議は初めて海外開催となり、G20各国・地域の国立研究所等のリーダーがインドのニューデリーに集結、国際的な連携活動を加速し成果を世界中に発信します。
RD20 公式WEBサイト;https://rd20.aist.go.jp/ja/
【参考情報】
RD20 メンバー機関
G20各国・地域において、カーボンニュートラル実現に向けた世界最先端の技術を開発している以下の主要な研究機関がメンバーとして参加しています。
Instituto Nacional de Tecnología Industrial (INTI)、アルゼンチン
Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization (CSIRO)、オーストラリア
Universidade Federal de Sao Carlos (UFSCar)、ブラジル
Energy, Mining and Environment Research Centre, National Research Council Canada (NRC)、カナダ
Dalian Institute of Chemical Physics (DICP), Chinese Academy of Sciences, 中国
Joint Research Centre, European Commission (JRC)EU
Centre national de la recherche scientifique (CNRS)、フランス
Alternative Energies and Atomic Energy Commission (CEA) 、フランス
Fraunhofer Gesellshaft (Fh-G)、ドイツ
Fraunhofer Institute for Solar Energy Systems(Fh-ISE)、ドイツ
The Energy and Resources Institute (TERI)、インド
National Research and Innovation Agency (BRIN)、インドネシア
Italian National Agency for New Technologies, Energy and Sustainable Economic Development(ENEA)、
イタリア
Korea Institute of Energy Research (KIER)、韓国
Center for Research and Advanced Studies of the National Polytechnic Institute(CINVESTAV)、 メキシコ
King Abdullah City for Atomic and Renewable Energy(KACARE)、サウジアラビア
Council for Scientific and Industrial Research(CSIR)、南アフリカ
TUBITAK Marmara Research Center(TUBITAK-MAM)、トルコ
U.K. Energy Research Centre (UKERC)、英国
National Renewable Energy Laboratory (NREL)、米国
国立研究開発法人 理化学研究所、日本
国立研究開発法人 物質・材料研究機構、日本
国立研究開発法人 産業技術総合研究所、日本
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107265/202411210387/_prw_PT1fl_91mnpUEN.png】