「ミキシングコンシェルジュ™」で日本のものづくりをDXで支援　生産性向上と技術伝承に貢献

2024年11月5日
長瀬産業株式会社

製造現場の混合・撹拌プロセスを可視化 「ミキシングコンシェルジュ™」で日本のものづくりをDXで支援　生産性向上と技術伝承に貢献

　長瀬産業株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：上島 宏之、以下「長瀬産業」） は、中期経営計画ACE 2.0の成長ストーリーにおいて「基盤」「注力」「育成」「改善」の４つの領域を掲げ、商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開しています。このたび、製造業の流体解析を誰でも簡単に利用できる混合・攪拌工程特化型ソフトウェアサービス「ミキシングコンシェルジュ™（※）」を自社開発し、提供を開始いたしました。本取り組みは、育成領域における新規事業開発の一環にあたるもので、製造現場におけるDXの促進を通じて、技術伝承、生産性向上に寄与することが期待されます。

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202411059364-O1-u1FKtgSL】

　日本の製造業は高品質な製品の開発・製造に強みを有する一方で、DX化の遅れに伴い技術とナレッジの属人化が進み、技術継承の難しさや生産性向上が課題となっています。DX化の遅れの要因の一つに、製造現場で使用される解析ソフトウェア導入の難しさが挙げられます。従来のソフトウェアは、高度な専門知識やノウハウが必要とされることが障壁となり、企業への導入が進みにくい状況でした。

　そこで、製造・研究機能をもつNAGASEグループが有する製造現場や技術の知見を活かし、エンジニアであれば誰でも簡単に利用できる本製品を開発しました。本製品は初期設定済みであり、ユーザーは最小限の操作で解析できることから、一般的なソフトウェアと比べて、導入後の習熟期間を短縮することが期待できます。また、ユーザーは製造プロセス・解析エンジニアによる解析結果のコンサルティング支援サービスを通じて、導入から解析後まで一貫したサポートを受けることができます。今後は、粉体・混練など幅広い混合プロセスのソフトウェアの機能開発と、技術サポートの拡充に取り組んでまいります。

　NAGASEグループは、製造・研究分野で培ってきた知見を活かし、製造現場の課題に寄り添ったサービス提供を通じて、ものづくりの課題解決をサポートしてまいります。

 
※ミキシングコンシェルジュ™　　　
HP：https://www.nagase.com/jp/ja/products/mixing-concierge
　　　　　
　　　
◆本件に関するお問い合わせ先
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